ゲイサークルのつくり方 ~自分らしく生きられる場所をつくろう!!~


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via photopin cc

静岡ゲイサークルBeeeeRerというゲイサークルを主催しています。

月に1度の飲み会、夏はBBQや海、冬は温泉旅行など、さまざまなイベントを開催し、ゲイの友だちの輪を広げていこうというサークルです。

静岡には他にも浜松のゲイサークル『グレーシー』、ゲイのバレーサークルなどがあります。
東京には大学生のゲイサークル、スポーツサークル、ゲイの合唱団、吹奏楽団などもあるようです。

今回は私の経験をもとにして、ゲイサークルをつくる方法をお教えします。



1 まずは核となる仲間を集めよう

ゲイサークルをつくるためのファーストステップは、核となるメンバーを数人集めることです。

私がゲイサークルをつくったのは3年前でした。
当時はスマホも普及していなかったため、メンミクと掲示板で「静岡市でゲイの飲み会をやりましょう」と呼びかけてメンバーを集めました。

最初は自分も入れて5人のメンバーが集まりました。

ただし、最初から「一緒にゲイサークルをつくりましょう!」というと負担に感じる人もいますから、最初は飲み友だちを募集する、気の合う仲間をつくる、というところからはじめると良いでしょう。

 

2 定期的に集まろう

集まりはできるだけ定期的に開催すると良いでしょう。

BeeeeRerの場合は、最初の1年は3ヶ月に1回。
2年経った頃には2ヶ月に1回、2年半からは毎月第三土曜日、というようにできるだけ定期的に集まってきました。

ゲイは「いろいろメンドくさくなると人間関係を放り投げる人」が多いように感じます。
それを防ぐためには「定期的に集まる」という仕組みをつくっておくことが大切です。

多少メンドくさくても集まれば楽しいですから、そこからまたやる気が再燃します。

また、『毎月第三土曜日』と決めておくことによって、先々の予定まで立てやすくなります。

 

3 メンバーを増やそう

数人のメンバーで何回か集まったら、次はメンバーを増やすことです。

ゲイは常に出会いを求めています。
ゲイがたくさん集まるところには、新しい人も流れてきやすくなります。

逆に数人の固定メンバーしかおらず、内輪ネタで盛り上がっているようなところには人は集まりにくいです。

メンバーを増やす方法は次の5つです。

  1. いまいるメンバーに友だちを呼んでもらう
  2. ゲイアプリ、Twitterなどで呼びかける
  3. ホームページをつくる(無料で作成することもできます)
  4. メンミクなどゲイSNSで呼びかける
  5. 掲示板で呼びかける

 

4 規約をつくろう

サークルが大きくなってくるといろいろな人が集まります。

メンバーのすべてを監視することはできませんから、もしかしたら犯罪をおかしたり、トラブルを起こすメンバーも出てくるかもしれません。(私は幸いそういうメンバーとは出会っていませんが・・・)

例えば、サークルのメンバーがサークルの飲み会の帰りに飲酒運転で捕まったり、18歳未満の少年と性交をして捕まったり・・・。
罪を犯した本人が裁かれるのは当然のことですが、場合によってはサークルにまでその影響が及ぶことも考えられます。

具体的に言えば、飲酒運転ほう助の疑いをかけられたり、裁判に証人として出廷を求められたりする場合もあるのです。

そういう時にメンバーの身を守るものが『規約』です。

規約といっても難しく考えることはありません。
簡単な約束事をまとめておいて、そこに『法令を遵守すること』と書いておけば、「うちのサークルは法令遵守を推奨しています!飲酒運転のほう助などはしていません」と堂々と証言することができるのです。

 

5 続けよう

最後に、一番重要なことは『続けること』です。

サークルをやっていると人間関係のトラブルがあったり、大変なことがあったり、時にはメンバーが全然集まらなくてやる気をなくすこともあります。

しかし、サークルに限らず、集団というのはそういうものです。
良い時があれば、悪い時も必ずある。

悪い時に投げ出してしまったら、次の『良い時』を味わうことはできません。
何事も結果が出るには3年~5年かかると言われています。
あきらめるのは3年続けてみてからでも遅くはありません。

ゲイは普段、セクシャリティを隠して、自分を隠して生きている人も多いです。
ゲイのサークルは、ゲイが自分らしくいられる貴重な場です。

自分らしくいられる場は自分たちでつくりあげていくのです。


2016年8月より、当ブログの運営・執筆はLGBTサークル『CBM』に移管されました。

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