職場で男が受ける差別とセクハラ


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via photopin cc

世の中には男性に対する差別やセクハラが蔓延しています。
女性差別なんて目じゃないぐらいに。

特に職場で男が受ける差別やセクハラは深刻です。



「男のくせに」はセクハラ

男のくせに・結婚まだ?…同性間でもセクハラに : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
厚生労働省はセクハラ対策強化の一環として、職場における「男のくせに」「男ならしっかりしろ」などの発言はセクハラだという指針を示しました。

「男のくせに」「男なら」「男なんだから」「男として」などの発言は、『男は仕事をするもの』という差別意識からくる発言です。
「家事は女の仕事」というのが『女性差別』とされるのと全く同じ理屈です。

男だって家事が好きな人はいますし、育児にいそしみたい人もいます。
『男だから』という理由で仕事を強いられるのは性差別なのです。

 

男が女の尻ぬぐいをしなければならないのか?

ILO(国際労働機関)の調査(2008年)によれば、女性の管理職比率の国際平均は30%。
アメリカ43%、ドイツ38%、日本は9%だそうです。

これを女性差別として騒ぎ立てる人も多いですが、これは男性差別の結果でもあります。

日本の職場では、女性に比べて男性の方が大変な仕事をさせられることが圧倒的に多いのです。
女性は勤務時間ギリギリに出勤して、残業なしで帰る(もしくはそれだけの時間でこなしきれる量の仕事しかふられない)のに、男性はいつも残業残業・・・という職場も多いと思います。

男女雇用機会均等法によって、男女が同じ給料をもらっているのに、女性は軽い仕事だけ。
男性は過酷な労働を強いられている。
つまり、男性が女性の尻ぬぐいをさせられているということも多いのです。

女性の管理職比率が低いのは、女性がこの立場に甘んじている結果でもあると思います。
(もちろん、生物学的考えて、女性の方が体力が低かったり、出産や育児などで長時間勤務ができなかったりという点は考慮に入れなければいけませんが)

 

軽視される男性へのセクハラ

女性に「結婚しないの?」「太った?」「彼氏はいるの?」「子どもは?」などと聞くのはセクハラであると、世間的に認知されるようになってきました。

しかし、これらのセクハラは男性に対しては平気でまかり通っています。

特におばちゃん連中、おじさん連中。
事あるごとに「結婚は?」、引っ越しすれば「彼女でもできたのか?」、新しい服を着ていけば「今日はデート?」。

私は上司から
「結婚しないと社会的な信用度が低い」
「結婚しないと一人前と見なされない」
などと言われたこともあります。

もう、セクハラの嵐です。
女性に対しては気を遣うのに、男性に対しては全く気遣いなし。

若い女性社員もそうです。
自分が言われたら「セクハラだ」と騒ぐくせに、男性社員に対しては平気で「彼女はいないの?」「今日は帰るの早いね。デート?」などと聞いてきます。

 

男性としての美徳

このような現状があるにも関わらず、男性差別が問題にならないのはなぜか?

それは
「いちいち細かいことでグダグダいうのは女々しい」
「男が細かいことでギャーギャー騒ぐな」
という『男の美徳』のようなものがあるからです。

だから、セクハラ発言をされて「イヤだなー」と思っていても、それをことさらに騒ぎ立てずに、我慢してしまうのです。

また、「セクハラは男が女にするもんだ」という意識もあると思います。
私は男ですがゲイなので、女にセクハラするなんてあり得ないんですがね。


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