ゲイたちは成宮寛貴さんをアウティングしたフライデーを責められるのか?


フライデーが成宮寛貴さんのコカイン使用疑惑を報じ、その中で彼のセクシャリティをアウティングしたということが話題になっています。

成宮寛貴のセクシャリティって?ゲイ・ホモ・同性愛の暴露され方が酷い。

ゲイの間では
「成宮くん、好きだったのにかわいそう。もっと活躍して欲しかった」
「ゲイだとバラされただけで俳優としてやっていけないほど追い込まれるなんて、やっぱり日本は同性愛者に対する差別意識がうんぬん」
と、成宮さんに対する同情論が広がっています。



彼が本当に『セクシャリティをバラされたから』芸能活動を辞めるのか、それとも身を隠さねばならない事態に追い込まれているのか。
また、本当にコカインを使用していたのかいないのか。
それについては今回はとりあげません。

 

今回ここで考えたいのは、果たして我々ゲイは「成宮くんかわいそう」「アウティングひどい」などと言う資格があるのか?ということです。

成宮さんが二丁目で働いていたという話は、ゲイの間はもともと有名な話です。

多くのゲイはこの話を聞いたことがあるでしょうし、もしかしたらお酒の席などで
「知ってる?成宮ってこっちの人らしいよ!知り合いのママが昔一緒に働いてたって言ってた」
などと話のネタにしたことがあるという人もいるかもしれません。

 

成宮さんに限らず、芸能人のセクシャリティを話のネタにしたことがある人は多いでしょう。

例えば、
「H川きよしってゲイなんだってね」
「この前ミュージックステーションで、H井堅とM原敬之が隣同士に座っていてさぁ。悪意感じたよね」
「ホリエモンって実は『掘られエモン』だったんだね」
などなど。

 

これって程度の差はあれど、フライデーとあまりやっていることは変わらないのではないでしょうか?

マッキーはいいけど、成宮はかわいそう。
ホリエモンはネタにしていいけど、成宮はダメ。

これってものすごく差別的じゃないですか?

 

 

フライデーをはじめとしたマスコミが芸能人のセクシャリティをネタにして、平気でアウティングする。
それは絶対に許されることではありません。

しかし、我々、ゲイ当事者たちですら、芸能人のセクシャリティをネタにするような姿勢を持ち合わせているのですから、安易にフライデーを批判することはできないのではないでしょうか?

 

※ついでに書くと、「成宮くんがLGBTだということをバラされた!」というような表現で書いているブログがありますが、この表現、ものすごく違和感があります。LGBTという言葉はセクシャルマイノリティをくくった表現なので、普通はこういう表現はしません。


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