『隠れゲイ』はLGBTに含まれないのか??


少し前の話ですが、ある有名なジャーナリスト(?)だかなんだかが

「隠れゲイはLGBTに含まれない」

というようなツイートをして、話題を呼びました。

思い出したら腹が立ってきたので書きます。

とんでもない暴論ですよ、これ。
「『隠れホモ』はあたしたちが苦労して獲得してきたLGBTというカテゴリーには入れないわよ!」
とでも言うのでしょうか?

LGBTというカテゴリーがそんな性質のものだとしたら、私はそんなカテゴリー入りたくもありません。



なぜカミングアウトしなければいけないのか?

カミングアウト至上主義とでも言いましょうか。

カミングアウトの強要とでも言いましょうか。
強要はしないまでも、カミングアウトに対する同調圧力としても言いましょうか。

もうね、日々、静かに、平和に暮らしたいゲイにとってはそういうのはうんざりなんですよ、ホント。

「なんでカミングアウトしないんだ」
「社会に屈せず堂々とカミングアウトしろ!恥ずべきことではないカミングアウトしろ!」
「戦え!カミングアウトして、差別主義者たちと徹底的に戦え」

なんていう論調にはもううんざり。

 

人間は理論よりも感情を優先する生き物

過激な論調や過激な運動で世の中を変えられるのは、不安定で未成熟な社会だけです。
平和な時代に世の中を変えられるのは、ゆるやかな連帯をもった温和な活動だけ。

正論を叩きつけて、理論で相手をねじ伏せていけば人心は離れます。
人心が離れれば世の中は変わりません。

人間は理論よりも感情を優先する生き物であることは、心理学的にも証明されています。

一部の自称運動家たちが、そういう乱暴な意見を振りまくから、
平和的、斬新的な問題解決を望むゲイたちはゲイリブ(ゲイの権利)の問題からどんどん離れていく。

ホントやめてほしいですね。


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