なぜゲイはゲイ同士で集まるとホゲてしまうのか?


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普段はそんなにホゲていない(つもりだ)けど、ゲイの友だちといっしょにいるとついついホゲちゃう。
ゲイバーで盛り上がると、いつの間にかホゲてる。

・・・というゲイは多いようです。

なぜゲイはゲイ同士で集まるとホゲてしまうのでしょうか?
今回はその理由を考えてみます。

※ホゲる=男が女言葉(オネエ言葉)を使ってしゃべること。

 



ホゲるのはトランスジェンダー?

ゲイはトランスジェンダー(性同一性障害)とは違います。

心の性は男だけど、男が好き。
つまり、『自分は男である』と自認し、『男である自分』を受け入れつつ、それでも男が好きなのです。

でもよくよく考えてみると、ゲイが『男である自分』を受け入れているとしたら、女言葉でしゃべるなんておかしいですよね?
私も昔は「女言葉を積極的に使ってホゲる人は、実はゲイなんじゃなくてトランスジェンダーなのでは?」と思っていました。

しかし、問題はそんなに単純ではないのです。

『性はグラデーション』

なのです。

男はこう。女はこう。
・・・とスッパリ割り切れるものではありません。

『心は男』と『心は女』の間には、無数のジェンダーが存在するのです。
『自分は(生物学的には)男』だと思うけど、ホゲてる方が自然、という人もいます。
しぐさや趣向は女っぽいけど、自分は男だと思うという人もいます。

私の知り合いの中には
「自分は見た目は完全に男。でも、男が好き。性別はオカマっていうのが自分的に一番しっくりくる」
という人もいました。

 

抑圧された思いの表出

では、なぜゲイはゲイ同士で集まるとホゲてしまうのか?

その最大の理由は
『普段抑圧された思いの表出』でしょう。

私たちは『男か女か』で割り切られてしまう社会の中で暮らしています。

そういう社会の中でセクシャルマイノリティの人たちは、
「女っぽいしゃべり方をしたらバカにされる」
「男らしくしなきゃ」
と、肩肘はって生きているのです。

そんな彼らが自分と同じような仲間集団の中に入った時、その安心感から、肩の力が抜けてついついホゲてしまうのでしょう。

 

ホゲるだけでおもしろい。ホゲるだけでズバリ言える。

また、あえて『キャラとして』ホゲている人もいます。

TVで活躍するオネエタレントを見てもわかるように、対しておもしろくない話でも、テンション高くホゲるだけでウケます。
また、対して鋭くない意見でも、ホゲて言えばズバリ言っているように聞こえます。

ある意味、人よりホゲるだけで一目置かれるのです。

そういう理由で、あえてキャラとしてホゲている人もいます。

 

※ちなみに私はTwitterではホゲてますが、普段はほとんどホゲません。


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