アンビバレンスなゲイ ~愛と期待が憎しみを生む~


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愛と憎しみは表裏一体です。

あなたが誰かに腹を立てているとしたら、それはその人に興味を持っていることの裏返しです。

こういう感情を『アンビバレンス』もしくは『愛憎相半ば』(あいぞうあいなかば)と言います。



愛が深いほど憎しみも深い

愛すれば愛するほど、憎しみも深くなってしまうものです。

なぜか?

それは愛すれば愛するほど、相手に期待してしまうから。
そして、期待が膨らめば膨らむほど、裏切られた時の衝撃が大きくなるからです。

子どもを溺愛している母親は、子どもが少しでも言うことを聞かないと「キィィーーーー!!!!」と、ヒステリックに怒ってしまいます。
期待しすぎるから、期待を裏切られた時の怒りが大きくなってしまうわけです。

これは親子関係だけでなく、恋愛の場合も、友だち関係の場合も同じです。

 

期待=支配欲

この『期待』というのがちょっと厄介なのです。

どういうことかというと・・・

彼氏に期待している
=彼氏が自分の期待通りに動いてくれることを望んでいる
=彼氏が自分の思い通りに動いてくれることを望んでいる

つまり、『期待』というのは相手をコントロールしたいという感情=支配欲から来るものなのです。
純粋に相手のためを思って期待しているわけではないんですね。

相手をコントロールしたいという欲求は誰でももっているのですが、行き過ぎると人間関係に支障をきたします。

 

自分の思い通りにならないからアンビバレンスになる

さて、話は戻って『アンビバレンス』について。

あなたが元カレの無神経な言動に対して腹を立てているとしましょう。

もしあなたが元カレにもうなんの感情もないとすれば、「無神経だ」とすら感じないでしょう。

腹が立つと言うことは、あなたはまだ彼氏のことが好きなのです。
まずはそれを自覚する必要があります。

また、あなたは元カレに「こうあってほしい」という思いを抱いているはずです。
例えば、別れてもいつも自分のことを気にかけていてほしい・・・とかw

(プライドの高いゲイは死んでもこんなこと口にしないと思いますが、少なくともこころの奥底ではこんな感じのことを思っているはずです)

「元カレにはこうあってほしい!」・・・でも、別れた彼はもうあなたのコントロールできるところにはいない。
だから、モヤモヤして、ヤキモキして、アンビバレンスな感情を抱いてしまうのです。


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