学校でLGBTについて教えるべきか?


blotsu

LGBTについての議論が活発になっています。

2015年、渋谷区で同性パートナーシップ制度が検討されはじめ、昨年(2014年)は「教科書にLGBTについて載せるよう電子署名を集めよう」という運動も起りました。

そんな流れの中で「学校でLGBTについて教えるべきかどうか??」ということについても議論が起っています。(http://blogramtsushin.blogram.jp/2015/02/26.html)



学校では教えなくて良い??

LGBTについて「学校では教えなくて良い」という意見の理由として、以下のようなものが挙げられています。

・そもそも異性愛についても教えてない。性差については習うけど

現在の学校教育では確かに『異性愛』についても教えていません。

しかし、それは現代日本が『異性愛を前提として』つくられている社会だからです。
憲法にも法律にも、各種制度にも同性愛者はまったく出てきません。
だから、学校教育でも同性愛やセクシャルマイノリティについても教えていません。

しかし、そもそもこの状態が異常なのです。

人口の5~10%がLGBTなのです。
5~10%の子どもたちが自分のセクシャルについて悩んでいるかもしれないのです。
それを放っておけば良いなんて、まっとうな大人なら言えないはずです。

 

教えるから差別を生む?

また、このような意見も挙げられています。

・同和問題もそうだけど、教えるからかえって差別意識が生まれるということもあると
思います

差別を覆い隠しても、差別はなくなりません。
ある差別を無くすには、まずは多くの人がそれを差別だと自覚すること。
それがスタートラインなのです。
(もっとも、日本の同性愛者が大きく『差別』されているとは、私は思いませんが・・・)

社会を変えるには学校教育を変えること。
多くの子どもたちが大人たちの偏見と差別に気付き、正しい判断力を身につければ、差別は少しずつなくなっていきます。

 

学校で『セックス』『ジェンダー』『セクシャル』『について教えよう!

私は学校教育の中で

・セックス(生物学的性)

・ジェンダー(社会的性)

・セクシャル(性的指向)

について教えるべきだと考えています。
これらは大人でも混同しやすいものですし、セクハラ問題や性差別の問題とも大きくかかわっています。

これからの子どもたちには現代社会を生きるリテラシーとして、『性愛』についての知識を身につけてもらいたいものです。


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