「女性は市民税ゼロ!」というとんでもない男性差別政策


静岡市長選 高田氏が出馬表明 | 静岡新聞

4月に行われる静岡市長選挙に出馬する立候補者のひとりが、

「女性の市民税をゼロにします!」

というとんでもない公約を掲げています。
ひどい男性差別です。



男性差別

女性差別

・・・という言い方はもう古いと私は考えています。
家制度や男尊女卑の考えが根強く残っていた時代には「女性差別撤廃!」を社会全体が意識していく必要がありました。

しかし、現代ではそれが過剰になり、逆に男性が差別を受ける場面も多くなっています。

例えば、

・「男なんだから」「男のくせに」など、男性だからという理由だけで『過剰な我慢』を強いる発言。

・同じ給与なのに、男性にばかり過酷な役職を強いる職場環境。

・TVなどで「男って本当にバカだよね」と言っても許されるが、「女って本当にバカですね」と言ったら差別と認定とされ、大問題になる風潮。

・危険な仕事、力仕事、大変なこと、辛いことは女よりも男が優先的なやるべきという風潮。

などなど。
あげればキリがありません。

これらは特定の性別に対して、根拠なく、不当な扱いを強いるものです。
男性であるというだけで、経済的、精神的、肉体的損失を強いるものです。
まさに『差別』とはこういうことです。

ですから、現代日本においては「女性差別」ではなく、「性差別」とか「男女差別」という言葉を使う方が妥当です。

 

女性だけ市民税ゼロ!という政策はありなのか?

さて、2014年4月に予定されている静岡市長選挙の某候補が掲げている
「女性だけ市民税ゼロにします!」
という政策は、男女平等の観点から見てどうなのでしょうか?

これは明らかに、違憲。
男性差別です。

「女性だけ市民税ゼロ」というのはあきらかに女性に対する優遇政策です。
逆にこの候補者が「○○の面において、男性だけ優遇します!」という政策を掲げていたら、日本中から大バッシングを受けているでしょう。

この候補者は
「女性の市民税をゼロにしたら、その分、税収は減るが、他の部分をカットしていけば良い」
と安直なことを言っています。

しかし、『カット』によって、我慢を強いられるのは、男性も含めた全市民です。
こういう差別的な愚策を掲げる候補者を、静岡市民が支持しないことを願うばかりです。

 

<関連記事>

女性差別よりも男性差別の方がよっぽど深刻な問題

「男らしさ」を強要する『ジェンダー・ハラスメント』とは?

職場で男が受ける差別とセクハラ


2016年8月より、当ブログの運営・執筆はLGBTサークル『CBM』に移管されました。

当ブログについて説明はこちらをお読みください。