同性婚を認めても少子化は進まないことを証明するデータ


sibayama

自民党の柴山議員が「同性婚で少子化に拍車がかかることを懸念している」などと発言し、批判を呼んでいます。

「同性婚を認めても少子化は進まない」ということを証明するのは簡単です。
実際に同性婚を認めている国の出生率を見てみれば良いのです。



少子化論さん、もう息してません

「同性愛を認めると少子化が進む」というのは、もう同性婚批判のために使い古され、批判され尽くされてボロ雑巾のようになっている意見です。

・同性婚を認めると、異性愛者が減るの?
・そもそも同性愛者は子どもを産みません。
・同性婚を認めようが認めまいが、同性愛者は一定数存在する。 ・・・などなど。

この時点で、
「もうやめて!!少子化論さんのHPはゼロよっ!!!!」
という感じですね。

いまさら私なんぞが批判する必要もないかもしれません。
が、あえてトドメを刺すつもりで書いてみます。

 

同性婚を認めていない国の出生率

まずは同性婚を認めていない日本や、同性愛そのものを禁止している国をいくつか見てみましょう。

日本 2000年:8.9 → 2015年:8.4 ・・・ 5.6%減

サウジアラビア 2000年:24.7 → 2015年:19.6 ・・・ 20.6%減

イラン 2000年:17.9 → 2015年:19.0 ・・・ 6.1%増

ロシア 2000年:9.8 → 2015年:11.8 ・・・ 20.4%増

まぁまぁ、上がってる国もあるし、下がってる国もありますね。
その他の国のデータも見ましたが、同性婚を認めなければ出生率低下を防げるというような傾向は見られませんでした。

 

同性婚を認めている国の出生率

続いて、同性婚を認めている国の出生率を見てみましょう。
同性婚が認められた時期が最近だと、有用なデータが得られないため、2005年よりも前から認めている国に絞ってデータをあたってみました。

デンマーク 2000年:12.0 → 2015年:11.3 ・・・ 5.8%減

スウェーデン 2000年:10.8 → 2015年:11.9 ・・・ 10.2%増

フランス 2000年:12.8 → 2015年:12.3 ・・・ 3.9%減

オランダ 2000年:12.4 → 2015年:10.7 ・・・ 13.7%減

ベルギー 2000年:11.1 → 2015年:11.7 ・・・ 5.4%増

同性婚を認めて、出生率が上がっている国もありますね。
下がっている国もありますが。
もちろん、「同性婚を認めたから出生率が上がった!」などと短絡的に考えるべきではありません。
少子化対策などさまざまな政策の結果だとは思います。

 

結論

しかし、これだけはハッキリと言えます。
同性婚と出生率の間に有為な相関関係は認められません。

それは各種のデータからも明らかです。
出生率が低下するかどうか、少子化が進むかどうかは、同性婚の有無ではなく、その他の社会状況が影響しているものと考えられます。

 

※データ出典:http://www.stat.go.jp/data/sekai/0116.htm#h2-01
※本当に相関関係がないことを立証するためにはすべての国のデータをあげる必要がありますが、ブログで掲載するにはふさわしくないため、省略してあります。興味のある方は調べてみてください。


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