ゲイビジネスが儲からない理由【前編】


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「ゲイ向けのビジネスしようなんて考えちゃダメ。ゲイ相手に儲けようとしても儲からない」

ある有名なゲイの方にそう言われたことがあります。
(もともと当ブログで儲けようという気はないのですが)

いま、日本ではゲイバー、ゲイ向けSNS、ゲイアプリ、ゲイビデオ・・・ゲイビジネスは軒並み不調なんだとか。
今回はその原因について考えてみます。



なんでも無料で手に入る時代

出会い、恋人、友だち、セフレ、コミュニケーション、情報、知識、アダルト動画、画像・・・。

かつてゲイが欲したものは、現在ほとんどネットで手に入れられるようになりました。

しかも、その多くは無料で。
(その質はともかくとして・・・)

若くてお金のないゲイはわざわざ高いお金を払って、有料で動画を買ったり、有料の出会いサイトに登録する必要はないのです。

高いお金を払うぐらいなら、多少不便でも無料のエロ動画あさってた方がマシ。
特に若い世代の中には、そう考えるゲイも多いのです。

 

プア充の時代

『プア充』

と呼ばれる人たちがいます。

通話もメールも無料のLINEで、24時間、友だちとつながり、時々ファミレスで会って、ドリンクバーを飲みながら、いっしょに無料のゲームアプリ。
休日は仲間数人と中古の軽自動車に乗り合わせて、地方の大型ショッピングモールに出掛け、セール品を買い、フードコートのラーメンでお腹を満たす。
飲み会は安上がりな宅飲み。

そういう楽しみ方をする人たち、それがプアー(貧乏)だけど、充実している『プア充』です。
彼らは貧乏だけど、貧困ではないのです。

彼らにはゲイバーは必要ありません。
ゲイバーをハシゴして、シャンパン開けて・・・なんて楽しみ方は彼らの中には存在しません。

そんなお金を使わなくても友だちはできるし、彼らなりに楽しむ方法も他にいくらでもあるからです。

ゲイアプリの有料サービスも、彼らには必要ありません。
無料で遊び倒す方法を知り尽くしているからです。

TwitterもLINEもパズドラも9monも、無料でやろうと思えばいくらでも遊べます。
そういう世代、そういう層を相手に儲けようとしても、儲かるはずはないのです。

 


2016年8月より、当ブログの運営・執筆はLGBTサークル『CBM』に移管されました。

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