カトリック教会、保守派猛反発で『同性愛への寛容』を撤回


douseiaikannyousakuzyo

先日、『キリスト教カトリック教会がようやく同性愛者の存在を受け入れ 』というニュースを紹介しました。

が、その後、保守派の猛反発を受け、結局、会議の最終報告では同性愛への肯定的な意見はほとんど削除されてしまいました。
なんとも残念なニュースです。



保守派の猛反発により同性愛に肯定的な意見はすべて削除された

以下、CNN.jp、産経新聞より引用。

13日に発表された中間報告では、カトリックがこれまでタブー視してきた同性愛や離婚に肯定的な見解を表明。同性愛者のキリスト教社会への貢献や、同性愛カップルの助け合いを認めるとの文言が盛り込まれた。

これに対して内部の保守派が強く反発したため、18日に提出された報告書ではこうした文言がすべて削除された。

引用:http://www.cnn.co.jp/world/35055355.html

 

13日に公表された中間報告は「同性愛者にもキリスト教社会に寄与する才能と資質がある」「教義に妥協せず、彼らの居場所を保証できるか」と強調。同性愛者団体からは教会の姿勢転換への「大きな前進」などとの期待が高まった。

だが、教義に忠実な保守派は「教会史上最悪の文書の一つだ」などと激しく反発し、最終報告書では一連の文言は修正または削除された。

引用:http://www.sankei.com/world/news/141019/wor1410190026-n1.html

 

保守派=悪ではないけれども・・・

日本人は『保守=悪』と思っているようなところがあります。
が、私はそうは思いません。

伝統や古いものを大切にしようとする姿勢は大切です。
また宗教は、本来、保守的であるべきもののひとつです。

ですから、キリスト教がこのまま同性愛を禁忌としようがどうしようが、別に批判するつもりはありません。

・・・が、やはり同性愛者としては、『同性愛者の最後の壁』である『宗教』が、同性愛にとってどのような姿勢をとっていくのか、注目せざるを得ないのです。

 

法王の決定はいかに!?

今回の会議『世界代表司教会議』は来年2015年10月にも開催されるそうです。

今回の会議と、来年の会議、両会議の報告を受け、法王が最終決定を下すそうです。

フランシスコ法王はカトリック教会を現代社会にあったものにするための改革を推し進めてきました。
同性愛についても寛容な考えをもっているそうです。

しかし、今回、法王が推し進める一連の改革に保守派からのストップがかかりました。
保守派の完全合意は得られないでしょうから、法王がこのまま改革を断行するか、それとも保守派への配慮から改革の手を緩めるか、注目していきましょう。


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