キリスト教カトリック教会がようやく同性愛者の存在を受け入れ


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長い間、同性愛を『禁忌』としてきたキリスト教ローマカトリック教会が、ようやく同性愛者に対して寛容の姿勢を示しました。
まだ審議の最中ですが、中間報告として「同性愛者を排除せず、受け入れるべき」だという報告が発表されたのです。

まだ強く反対している保守派もいるようですが、これはキリスト教の歴史に残る大きな方向転換となるでしょう。



カトリック教会「同性愛者を排除せず、受け入れるべき」

キリスト教カトリックの総本山にあたるバチカン(ローマ法王庁)は13日、カトリック教会が同性愛者を排除せず、受け入れるべきだとの見解を打ち出した。同性婚を認めるわけではないが、同性愛者に対する態度を従来の「非難」から「認知」へ転換した。

バチカン:同性愛者を排除せず…社会的弱者受け入れ姿勢(毎日新聞 2014年10月14日)
http://mainichi.jp/select/news/20141015k0000m030037000c.html

結婚は男女間のものとする見方は変えず、「同性間の関係を、男性と女性の間の結婚と同列に扱うことはできない」としながらも、同性間でも良い関係の実例はあると指摘。

「同性愛者を歓迎すべし」 ローマ法王庁の姿勢に変化(CNN.jp 2014年10月14日))
http://www.cnn.co.jp/world/35055097.html

これは長らく同性愛者を排除してきたキリスト教の歴史における大きな方向転換です。
まだ中間報告で、会議が終わり最終採択されるのは18日(もしくは19日)だそうですが、これが正式に認められれば同性愛者であることを隠して生きているキリスト教徒にとって大きな光となるでしょう。

 

キリスト教徒にも同性愛者はいる

同性愛者はいつの時代も、どこの国にも一定の割合で存在します。(人口の5%~10%)
当然、キリスト教徒にも同性愛者はいます。

しかし、同性愛に対してプロテスタントはある程度柔軟な姿勢を示しているようですが、カトリックはつい最近まで排除の姿勢を崩していませんでした。

同性愛者に生まれたというだけで、神から愛されない、うしろめたい思いをしながら生きる、もしくは信仰を捨てざるを得ない。
そんな馬鹿げたことはありません。

アメリカでも『GOD LOVES GAYS』(神は同性愛者を愛する)という運動が話題を呼んでいます。
同性愛者に対して差別的な姿勢をとる教会の横に『GOD LOVES GAYS』と書いた虹色の看板を立てるという運動です。

同性愛者も信仰をもつ権利はあります
神は同性愛者だろうがなんだろうがあまねく愛してくださる。・・・そう信じたいものですね。


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