同性愛やブサメンを肯定した『アナと雪の女王』はエライ


空前の大ヒットとなった『アナと雪の女王』。

実はこの映画、ディズニー映画としてはじめて暗に同性愛を肯定した映画として話題になっています。
(※以下、一部、ネタバレ的な内容を含みます)



エルサはレズビアン?

主人公アナの姉エルサは雪の魔法の力をもって生まれてきたため、自分を隠し、なるべく人と関わらないように生きてきた、内気な女性です。

ディズニー映画には珍しく、エルサには男気が全くありません。
アナと並ぶ主役級の人物なのに、最初から最後まで王子様的な人が現れないのです。
また、男性が近づいてくるとサッと身を引いて断ります。

また、映画のクライマックスで凍ってしまったアナを溶かしたエルサの『真実の愛』でした。
観ている人は誰もが、アナの相手役の男クリストフが氷を溶かすものだとばかり思って観ているのですが、意外や意外。
なんとクリストフの愛よりも、エルサの愛の方が重要視されているのです。

 

『Let it go』は同性愛者の苦悩とカミングアウトの歌?

エルサのレズビアン疑惑を深めるのはなんと行っても主題歌です。

主題歌『Let it go』は、エルサがお城を飛び出して、自由に生きようと歌う曲なのですが、その内容がすごい。
原詩を超訳すると以下のような意味。

今までずっと隠してきた。
1人で悩んできた。

でももう隠すことはできない。

私はありのまま、自由に生きるの。

これは同性愛者が読めば、即座に同性愛者の苦悩とカミングアウトについて歌った歌だと思うでしょう。
逆にそれ以外の意味ではとらえられません。

暗に・・・ですが、同性愛を肯定した『アナと雪の女王』はエライと思います。
さすがディズニー。

 

アナが最後に結ばれる男は『ブサイク』

最後に。

ディズニー映画の王子様と言えば、イケメンですらっとした優男ですが、この映画は違います。

イケメンの王子様は実はアナを騙していた悪役。
本当のヒーローは、ブサイクで無骨で貧乏なクリストフという男でした。
(しかも、クリストフはブサイクなだけでなく『臭い』)

ディズニー映画は『美女と野獣』や『ノートルダムの鐘』でも、結局最後は美男美女カップルかい!という内容ばかりでした。

しかし、今回は最後はブサイクな男と結ばれるという画期的な内容でした。
すばらしい。


2016年8月より、当ブログの運営・執筆はLGBTサークル『CBM』に移管されました。

当ブログについて説明はこちらをお読みください。